離婚の財産分与と慰謝料について

更新日:2001/08/23

Question

離婚をする場合の財産分与や慰謝料はどうなる?

Answer

離婚を検討するときには財産分与や慰謝料、子どもがいれば養育費など経済的なことについても話し合うことになります。家庭裁判所における調停、審判での財産分与・慰謝料の平均は400万円程度で、9割は夫から妻に対して支払われています。しかし裁判までいかない協議離婚なども含めると一時金・定期金のいずれも取得していない女性もかなり多いようです。

1)財産分与

財産分与は婚姻期間中に二人で築いた財産を分けるものです。預貯金や家財道具、不動産など婚姻期間中に築いた財産が対象なので、結婚前にそれぞれが持っていたものや、親から相続した財産、片方が単独で使用する物は原則対象外となっています。夫婦での話し合いでまとまらない場合は裁判所に申立てをします。財産分与の割合は一般に専業主婦の場合は3分の1程度、共稼ぎの場合は半分程度にすることがあるようです。

2)養育費

養育費は子供を育てるために必要な資金の一部を離婚した相手に定期的に負担してもらうものです。家庭裁判所の調停・審判では子供一人のケースで月2~4万円程度ですが、子どもと別に暮らす父親が、その経済力に応じて子供が満20歳になるまで毎月送金するという形が多いようです。養育費の支払いが滞る場合もあるので、公正証書をとっておく方が安全です。

3)慰謝料

慰謝料は相手側の有責行為によって離婚をやむなくされることによる精神的苦痛に対する損害賠償です。金額は離婚に到る原因と有責割合や共有財産の額、婚姻期間中の同居期間や別居期間などを考慮して決められます。慰謝料は財産分与とは別なものですが、財産分与に慰謝料を含める場合もあるようです。

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